人工毛植毛
こんにちはー!
今日は、人工毛植毛について柳生先生の本から抜粋して
お伝えさせていただこうと思います
まず、自毛植毛という治療自体は、近年ではあまり珍しい響きではなくなってきたような感じはしますが、まだ、人工毛植毛やカツラなどの方が認知度は高いようです
でも、実際治療を受けるのであれば、自毛植毛手術を選ばれる方の方が
増えてきたのではないかと思います
人工毛植毛のメリットとしては、前回の記事でもご不満の声をいただいたように、
自毛植毛であれば、治療後効果を感じられるまで、約1年ほど待たないといけませんが、
人工毛であれば、治療後すぐに効果を得られることができます
また、毛の長さや量も自由自在です
これはすごく魅力的だとは思いますが、メリットだけ重視すると、
後で大変な思いをする可能性があります
デメリットと致しまして人工毛は自身の身体にとっては異物と認識され、うまく定着しなかったり、
感染症を引き起こす可能性が高いということです。
異物と認識された人工毛は、細胞が体外へと追い出すよう働くため、
せっかく植毛しても抜け落ちたりする場合があります。
この場合、1年後には6~8割も脱毛してしまう恐れがあるようです。
また、人工毛は成長しないため、毛の根元の皮脂や垢、ほこりなどを
自動的に押し出すことができず、細菌が侵入しやすくなります。
そのため、感染症を引き起こす原因となり、これが悪化すると二次感染にまで発展する可能性もあります
十分に気を付けなければいけません。
この方の場合は、半年ごとに人工毛植毛を繰り返し続けているうちに、
頭皮が化膿して、常に膿や血が出てしまう状態になってしまったそうです。
そこで仕方なく、残っていた人工毛も自分で抜き取り、
スキンヘッドで過ごされていましたが、その後自毛植毛の治療を受けていただき、
頭皮の状態も改善して、スキンヘッドの状態から、髪を4、5㎝ほど伸ばした状態で
過ごされるようになりました
このように、折角治療を受けても、人工毛だと危険が及ぶ
可能性があるという事、十分にご理解いただければと思います。
また、アメリカでは人工毛植毛はこういったトラブルが原因となり、
現在では禁止されています。
日本ではまだ禁止されていませんが、治療を検討されている方は、
まず、ご自身でしっかり調べて、十分にご理解いただいた上で
治療を受ける事をお勧めいたします。
しかし、私は断然自毛植毛をおすすめ致します
最後は完全に私の意見になりますが(笑)
人工毛植毛をお考えの方に、一度考え直していただくきっかけになれば
いいかなと思います
それでは、今回も最後までありがとうございました