第23回国際毛髪外科学会(ISHRS)で発表しました






2015年9月9~13日、シカゴのHilton Chicagoホテルで、第23回国際毛髪外科学会(ISHRS)が開催されました。

今回の学会では、9月10日のConcomitant Therapy(付随療法)のセッションで、柳生元院長が座長を担当し、司会をおこないました。このセッションでは、ISHRS元会長Robert Haber博士が「低出力レーザー治療の科学的裏付け」、Ratchathorn Panchaprateep博士が「1,550nm波長のErbiumレーザーと多血小板血漿を組み合わせた男性型と女性型脱毛症の治療」、招請講演としてRanjit Bhogal博士が「自然食品に含まれる成分による毛髪と皮膚の生物学的標的部位の活性化」の講演をおこないました。

また柳生元院長は、9月11日のCoffee with the Expertsのセッションで、Timothy Carman博士とともに、Emergencies(緊急処置)の課題を担当し、植毛手術中に起こりうる緊急事態の対処方法を、参加者に解説しました。

ポスター発表では、柳生元院長は、「Safety Measures of Hemodynamics in Hair Restoration Surgery: What is Safe? What is Dangerous?」(植毛手術中の血行動態的な安全指標:何が安全か?何が危険か?)と、「Simple Trichophytic Incision」(簡便なトリコフィティック切開法)の2題の発表をしました。