質問です(タカさんの投稿)

全てにおいてお客様の立場を最優先した医療を心掛けて参りました。100%とは参りませんが、「常にお客様の立場を最優先する」という運営方針は全く変わりありません。と言われていますがゼットンさんへの回答でFUTの方が自然と述べられていますが常にお客様の立場を最優先するのであればFUT方式にすべきではないのでしょうか?貴院も自然な見た目で広告展開をしているのならFUT(SFU)方式を用いるべきです。私は貴院に改善、改良していただく事により日本の植毛レーベル水準を
上昇していだきたいのです。

タカ

お返事

タカ様へのお返事

日本の植毛技術のレベルアップをお考えいただき有難うございます。医療人として心からお礼申し上げます。

さて、ご質問の件について説明させていただきます。
NHT式とFUT式は全く別物と思っておられるのかも知れませんが、NHT式とは米国の本院名の頭文字を並べた文字であり、術式内容についてはFUT式とお考えいただいて差し支えございません。
№686のタカ様からのご投稿にもお返事させていただいておりますが、ご参考までに下記に一部を再掲載させていただきます。
{NHT式は見た目の自然さを追求しており、ダブルフォリキュラーを生え際やM字修正など前頭部には用いることはありませんが、前頭部だけでなく、同時に頭頂部ー旋毛周囲へのボリュームアップを希望される方等に用いる場合があります。ダブルフォリキュラーについて「大きな株で不自然」というイメージをされているようですが、この株でも実際に生えている毛穴単位の大きさですし、むしろ頭頂部や旋毛周囲のボリューム感を出すには好都合な株と考えております。
現在、自毛植毛の術式の世界標準は、顕微鏡下の手作業によるFUTであり、NHT紀尾井町グループでも世界標準のFUT中心に行なっているとお考え下さい。}

追記:年に1000例以上の移植術を承っておりますが、お客様のニーズは様々です。どんなケースでも全て画一的な移植プランでなく、1回の施術でもお客様にとって最良の移植結果をもたらすことを考え、一部にダブルフォリキュラー株を用いています。
この技術が劣っているということではなく、むしろトータルで優れた手法と考えております。

医師 林