ご提案(VVさんの投稿)
このところ自毛植毛に関して、「植毛後3年、5年で移植毛が抜けてしまう」というような噂を少なからず目にしたり、耳にすることがあります。
そのどれもが根も葉もない噂に過ぎないと考えておりますが、各植毛クリニックさんの治療例の紹介写真などでも植毛後1年あるいは2年経過した時の状態を確認することはできるのですが、それ以上経過された方の状態を確認することが出来ないのが殆どであるため、このような噂も出てきてしまうのではないかと感じています。
植毛後3年、5年あるいはそれ以上経過した時となった場合、加齢に伴なう自然脱毛の進行という事象も絡んでくると思われるだ
けに、純粋に植毛効果を提示していくことは難しい面があるかとは思われますが、例えば、無毛あるいは無毛に近い状態の箇所に植毛された方であれば、植毛箇所における自然脱毛という問題は絡んでこないため植毛した箇所における比較的純粋な経過や植毛効果を示していけるかと思われますので、今後は、治療例においても植毛後3年あるいは5年以上経過した方の経過事例なども合わせてご掲載頂ければ幸いに存じます。
特に、植毛をこれからやるかやらないかということで悩んでいる人にとっては、このような長期的にみても植毛の有効性が分かる情報というのは非常に安心感が高まるものになると思いますし、植毛を検討する際の大きなプラス材料になるのは間違いないと思われます。
やはり、植毛というのは、まだまだ大きな不安を感じるものだと思われますし。
是非前向きにご検討頂ければと思います。
VV
お返事
VV様へのお返事
貴重なご意見有難うございます。 治療例の報告の中に取り入れるように検討させて頂きます。
ご存じのようにこの治療は既存の髪の脱毛を改善させたり予防する治療ではございません。
ドナードミナントと言うドナー部の髪の性質を移す治療で、薄くなったところへドナー部の髪を移してあげる治療です。 既存の髪の脱毛が進行いたしますと移植した髪のみが残されます。 ドナー部の髪が抜け落ちますと移植毛も同じように抜け落ちてしまいます。 従って将来も残されるであろう部位からドナーを採取する事になります。
医師 丹治