肥厚性瘢痕への植毛について。(大学生さんの投稿)
はじめまして。自毛植毛を考えている大学生です。私の友人が二回ほどそちらに赴き、カウンセリングを受けているのですが
まかせっきりではいけないと思い、自らも情報を集めるべく書き込んだ次第です。
私の頭にも、私の友人と同じで無数の毛のう炎ができ、治ったところが幅2ミリで、1ミリ〜3ミリほど盛り上がった肥厚性瘢痕を
形成してしまっています。
様々な情報を整理し、肯定的意見や否定的意見も十分加味した上で、慶應義塾大学・順天堂大学の次に、私設医院としては貴院だけをを自毛植毛の候補のひとつとして考えています。ここで質問させていただきたいのは、以下のことです。
1:ただの瘢痕ではなく、肥厚性瘢痕なの で、そこに植毛してもきちんと髪の毛が はえるのか?
2:現在、ミノマイシン・ビオフェルミン
ハイペン・リザベンなどの薬を服用して いるが、手術の直前まで服用してもよい のか?
3:大学病院で行われている、オムニグラフ ト法と、貴院のマイクログラフト法どの ように違うのか?
とりあえず、この3つについてのご解答を
お願いいたします。
大学生
お返事
大学生様へのお返事
ご投稿有難うございます。
ご質問にお答え致します。
1.基本的に肥厚性瘢痕にも移植は可能です。また、肥厚性瘢痕の凸凹は年月の経過と共に目立たなくなる傾向がございますので虫食い状に傷痕が散在する程度であれば、少し経過を見てもよろしいようにも思います。
2.お尋ねの内服はご継続いただいて差し支えございません。
3.簡単な説明になりますが、株分けや移植をオムニグラフト呼ばれる植毛機械を用いて行う方法と顕微鏡下の手作業で株分けや移植を行う方法です。
ご心配しておられる毛のう炎後の肥厚性瘢痕が確認できるような画像をお送りいただくか、受診していただけると移植の適否を含めて詳しいお話ができるはずです。
お気軽にご連絡下さい。
医師 林