生え際のデザインについて(片M男さんの投稿)
前頭部M字型の薄毛で悩んでおり自毛植毛を検討しているものです、年齢は30歳です
自分の場合、明らかに左右で進行状況が違っており、左の方が薄毛化が進んでおります
それに加えて毛の流れが左側は前に、右側が横(右)に、というクセがあり、そのせいで余計に左の薄毛が目立つ状況です
自分は移植株を8:2程に分けて左右差を無くしたいのですが、自分はまだ若いので将来的に不自然にならないかが不安です(加齢で薄毛化が進行した場合、やはり左が先行して薄くなってくると思うので)
こういった左右差のある場合、植毛の際の生え際のデザインの形成について、経験上のアドバイスがあればお聞きしたいのですが、如何でしょうか
片M男
お返事
片M男様へのお返事
生え際の後退やM字部分の薄毛に対して、自毛植毛は大変効果的な治療法です。
生え際やM字部分の薄毛が進行する際に、多くの場合は、左右で後退する早さが違っています。やがて将来的には、左右ともずっと中央部まで後退して、左右差がなくなりますが、初期の段階では、左右差が見られることがよくあります。
この左右差は、自毛植毛で容易に修正できます。また、左右の密度の差も修正することができます。
ただし、あまり極端な左右差をつけて修正すると、将来、既存の髪がなくなったときに、かえって逆におかしなことになります。ですから、生え際の左右差を修正するときは、慎重な微調整が必要です。この点は、植毛専門医の立場で、微妙な調整をおこないますので、将来薄毛が進行したときに、不自然な仕上がりにならないようにいたします。
具合的な内容は、各自の実情に合わせて微調整をおこないます。ご自身の現状によって複雑な内容になりますので、直接無料相談にご来院されたときに、ご説明いたしましょう。
医師 柳生