ストレス関係(しんたろうさんの投稿)

こんにちは

遺伝性の脱毛が進行しており真剣に検討しております。宜しくお願い致します。後頭部からの移植毛が植毛箇所に定着すれば、後頭部の性質を持った髪の毛なので、生え続けるという事は承知しております

ただ、私は昔から何かストレスが掛かると、胃痛と共に、髪の毛が円形脱毛ではなく、全体的にごっそりという感じで短期間の間に抜けてしまう癖があります。勿論、そのストレスが解消した時には少しずつ、また元の様に生えてきてくれます

①もし、植毛をお願いして、順調に生え揃ってくれた後に、そのようなストレスのせいで、いつもの様に移植毛を含めストレスで脱毛した場合、ストレスから解放された時には、また同じ様に移植毛を含め、きちんと生え戻って来てくれるのでしょうか

ストレス負荷時でも、後頭部や側頭部の髪は抜けません

②ですので、後頭部からの移植毛はストレスには強く抜けにくい性質を持っている…などという事は考えられるでしょうか

植毛をする場所(土壌)がストレスに晒されて脱毛してしまう…と素人考えですが思いますので、やはり、同じ様に後頭部の性質とは無関係にストレス負荷時には抜けてしまうと考えられるのでしょうか

③私の様なストレスで脱毛癖がある人は貴院で植毛をして頂いたとしても無駄になってしまったり、余り期待出来る程の成果は見られないと考えられるでしょうか。(勿論ストレスで脱毛中は植毛して頂いても無意味になるとは思っております)


遺伝性男性型脱毛に対しての植毛を検討している訳で、ストレス性脱毛をどうにかしてほしいという事ではありませんので、個人差はあるとは思いますが、医学的観点からなるべく正確なお答えを頂ければ大変有難いと思っております。お忙しいとは思いますが、ご回答の程何卒宜しくお願い申し上げます

しんたろう

お返事

しんたろう様へのお返事

自毛植毛は、男性型脱毛症に対する、大変効果的な治療法です。現在の医学では、最も効果的で最終的な治療法と言えます。
ご指摘の通り、ストレス性の脱毛は、一時的な現象で、ストレスが解消すれば脱毛も治りますので、自毛植毛の治療の対象にはなりません。
しんたろう様の場合、男性型脱毛症の範囲に対しては自毛植毛の適応があるでしょうが、ストレス性脱毛症の範囲に対しては自毛植毛の治療の適応はありません。
移植毛に関しては、ストレス時にも後頭部や側頭部の髪が抜けずに残るのであれば、自毛植毛で生えた髪もストレス時に抜けずに残りますので、問題ありません。ご安心ください。

医師 柳生