ありがとうございました。(Tさんの投稿)
紀尾井町クリニック様
先日、手術していただいた、海外在住のTです。
その節はいろいろありがとうございます。
今回は、私が受けた、禿のことによる、差別というか、いじめについて、けじめの意味を含めて、投稿させていただきたいと思います。
私が禿げ始めたのは、17歳のときで20代前半には、会社で「部長」とか「専務」と呼ばれるほどに、はげていました。
そのストレスから、私は酒を大量飲酒するようになりました。本当に大量の飲酒です。
合コン、会社の飲み会などは、悲劇以外の何者でもありませんでした。
女性からは「ハゲが、何しに来たの?」という感じでした。
「髪の毛がほしい」と思ったことは、何度もあります。なぜ、ほかの人にある髪の毛が私にないのだろう??と何千回、何万回も自分に問いかけました。ありとあらゆる育毛法も試しました。
はげているゆえに「性欲が強すぎるのでは??」といわれたり「変態なのでは?」
と若手の男性社員に大笑いされながら、いわれたこともあります。
会社の飲み会で、部長から
「おい、T君。君と結婚してくれるやつを俺が募集してやるよ。 みんな、ハゲは嫌か?」といわれたこともあります。
悔しさでいっぱいでした。
突然振って沸いた、海外勤務に話に私は、
「もう人生どうなったっていい」と思い、飛びつきました。
そして、海外で1年過ごした後、一時帰国で、貴院の手術を受けます。
その後、私の人生の変化には驚くものがありました。
5ヶ月過ぎたあたりから、横山ノックハゲの中央部に髪の毛が生え始めました。
6ヶ月たったところで、2度目の手術を受けました。
2度目の手術から6ヶ月たった今、誰も私をはげとは思いません。
最近、女性から交際の申し出を受けました。
はげていたらありえないと思っています。
禿は、憎いのですが、じゃあ、私が女性だとして、「はげている人と付き合えるか?」といわれたら、答えはNOです。
やっぱり嫌です。
うまくいえませんが、貴院を応援しています。
ハゲにまつわる変な商売が世にはびこらないことを願います。
いつか、貴院を訪問して、結果をお見せしたいと思います。
それでは。
T
お返事
T様へのお返事
貴重なご投稿・ご意見 有難うございます。
薄毛でお悩みの方々へも、参考になるご意見かと思います。
ご帰国時、お立ち寄りいただける日を楽しみにしております。
医師 丹治