面積（おかわさんの投稿）

おかわ様へのお返事

お問い合わせ、ありがとうございます。
Ｍ字部分の後退は、男性型脱毛症の初期症状の一つです。NHT式自毛植毛で大変効果的に治療することができます。どうぞご安心ください。

自毛植毛では、採取可能なドナー量、ドナー頭髪の密度、薄毛範囲の面積、薄毛の程度などを手術前に十分に検討することが、効果的な仕上がりのために重要です。
このうち採取可能なドナー量には個人差が大きいです。
ドナー採取部位は後頭部から左右の耳の上の側頭部にかけての範囲です。この範囲の頭髪は生涯薄毛にならない頭髪なのです。他の部分の頭髪は将来薄毛になる可能性があるので、ドナーには使用しません。

一般的に、薄毛範囲の面積が広範囲なのに対して使用可能なドナー量が少量なのですが、専門的な知識を生かして植毛すれば、少量のドナーでもわりと効果的にボリューム感を作ることが可能になります。

20cm2のドナー量を採取した場合、たとえば1cm2に平均約130本の髪が生えている人では、約2,600本の髪が移植できることになります。

医師　柳生