脱毛進行について(すぎやんさんの投稿)

質問させていただきます
私は現在39歳でM字+頭頂部の脱毛で悩んでいます
家系的にも同様の状態の者が多く、皆範囲は加齢とともに大きく進行しているようではありません
植毛するに当たって気になることは植毛後の既存毛の脱毛です
当然個人差は大きいとは思いますが、植毛するにあたりあくまで一般論として将来的にどの範囲まで進行するものか予測できるものでしょうか?
例えば範囲が大きくならないと予想されれば加齢脱毛を考慮し脱毛部からさらに+αmm範囲をひろげて植毛する等すれば将来的にも追加植毛を回避できると思うのですが

それとインビジブルスカー法では傷幅が広がるほど効果が落ちると思いますが傷幅何cmくらいまでならより効果が期待できますか?

よろしくお願いします

すぎやん

お返事

すぎやん様へのお返事

生え際のM字部分+つむじ前の頭頂部の薄毛の組み合わせは、比較的よくみられる症状です。
既存の髪の脱毛の進行は、自毛植毛の治療プランを考える際に重要なテーマの一つです。
家系的な情報は参考資料になります。
無料診察に受診されたときに詳しく検査と診察をしますので、将来的な進行範囲は、およそ予測可能です。
ご指摘の通り、脱毛範囲が、将来あまり拡大しないだろうと推測される場合は、少し広めに植毛しておくと、将来拡大したときに役に立ちます。
将来、拡大が予測される場合も、予防的意味と、周辺にグラデーションを作る目的で、少し広めに散らして植毛しておく場合が多いです。

Invisible scar法(trichophytic closure)は、傷の幅が1〜2mm前後の場合に、非常に効果的で、ほとんど傷がないかのように見えます。1〜2列で髪が生えてくるように設定したtrichophytic closure法では、傷が広がると、傷の範囲にまばらに髪が生えてくるので、やはり傷として見える傾向があります。

医師 柳生