ショックロス後の再発毛の可能性について(EASTさんの投稿)

間もなく富永先生に手術して頂く予定の者です。先日質問した際、迅速かつ誠実にご回答していただきまして感謝いたします。術前に少しでも疑問を解決して計画を立てておきたいので、申し訳ありませんが以下の質問をさせていただきます。

私の移植エリアはいわゆる「逆U字」です。上のラインをどこに決めるかについてです。
① 密度を多少犠牲にしても高いラインにする。
② 移植密度を優先してラインを低めにする。
以上2つの選択肢があります。どちらも下のラインとその上の密度は最高密度にするという前提です。

髪は、つむじから放射状に外へ向かって生えているので、伸びた場合は当然それらが重なるので、①と②を比較すると、髪が伸びた状態のバランスと将来の自然脱毛の進行を考えた場合、①のほうが優れていると思います。私個人の懸念は、①の場合、上のライン付近の既存の毛(細くて縮れている毛が多い)の上に移植することが増えるので、ショックロス後、再び発毛しないような場合は結果として自然脱毛が早まってしまうことになります。その場合は②を選択した方いいと言うことになります。

私の疑問のポイントは、既存に毛のショックロス後の再発毛の可能性についてです。よろしければご意見をお願い致します。

EAST

お返事

EAST様へのお返事

休止期脱毛(所謂、ショックロス)は、基本的にある一定の期間、毛髪成長サイクルにおける休止期(約3〜4ヶ月)を起こす事です。殆どの毛髪はその期間を過ぎると生える事になります。但し、最後の世代の毛髪は生えないとお考え下さい。また、既存の毛髪が多い所に移植すると既存の毛根の組織を傷付ける可能性が高くなります。この場合は生えません。(これはショックロスとは呼びません。)
 移植範囲については、当日再度確認致しますので、手術日までご自身でもう一度ご希望の範囲をお決めになってお出で下さい。

医師 富永

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