頭皮のニキビと薄毛の関係は?原因や予防、対策・治療法を紹介【医師監修】

頭皮のニキビと薄毛の関係は?

 頭皮のニキビ薄毛は、それぞれ独立した問題のように思われるかもしれませんが、実際には密接に関連することがあります。頭皮のニキビは、炎症や感染を引き起こす可能性があり、これが薄毛の進行を助長することがあります。このコラムでは、頭皮のニキビが薄毛にどのように影響を与えるか、またその予防と対策や治療について詳しく説明します。

頭皮のニキビとは?

 頭皮のニキビは、毛穴が皮脂や汚れ、死んだ皮膚細胞で詰まることによって引き起こされる炎症性の皮膚状態です。頭皮のニキビは、白ニキビ、黒ニキビ、膿を持つ赤ニキビ、さらには痛みを伴う黄ニキビ(嚢胞性ニキビ)など、様々な形態で現れます。簡単にそれぞれのニキビの状態を紹介します。

白ニキビ:閉鎖面皰(へいさめんぽう)

 白ニキビは、毛穴が皮脂や角質で詰まり、閉じた状態になっているものです。見た目は小さな白い丘疹で、皮膚の表面に突起物として現れます。過剰な皮脂分泌や角質により毛穴が詰まること、スキンケアやメイクアップの残留物等が主な原因です。

黒ニキビ:開放面皰(かいほうめんぽう)

 黒ニキビは、毛穴が詰まっているものの、毛穴の開口部が開いている状態です。詰まった皮脂や角質が酸化することで、毛穴の表面が黒く見えます。白ニキビと同様の原因ですが、こちらはさらに開放された毛穴が空気に触れて酸化することで黒くなっている状態です。

赤ニキビ:紅色丘疹(こうしょくきゅうしん)

 赤ニキビは、炎症を伴う丘疹で、赤みを帯びた隆起が見られます。白ニキビや黒ニキビが悪化して炎症を起こすと赤ニキビとなります。細菌(特にアクネ菌)が毛穴に感染し、炎症を引き起こすことが主な原因となります。

黄ニキビ:嚢胞ニキビ(のうほうにきび)

 黄ニキビは、膿(うみ)を伴う嚢胞性のニキビで、深部に炎症を持つ大きな腫れが見られます赤ニキビがさらに悪化し、アクネ菌の感染が進行して、毛穴の深部で炎症が広がることで、膿がたまり黄ニキビとなります。

頭皮のニキビの原因

 頭皮のニキビの原因で代表的なものは以下の通りです。複数の原因が絡み合っていることもあります。

皮脂の過剰分泌

 頭皮のニキビの原因として、皮脂の過剰分泌が大きな要因となります。皮脂は皮脂腺から分泌される油分で、頭皮や髪の保湿と保護を担っています。しかし、何らかの原因で皮脂の分泌が過剰になると、毛穴が詰まりやすくなり、これがニキビの形成に繋がります。思春期やホルモンバランスの変化が皮脂分泌の増加に直接影響を与えます。特に男性ホルモン(アンドロゲン)は皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を活発にするため、思春期の男女やホルモン変動が激しい時期にはニキビが発生しやすくなります。さらに、食生活も皮脂の分泌に影響を与えます。脂っこい食事や高糖質の食事を摂取すると、皮脂分泌が増加しやすくなります。また、遺伝的な要素も無視できません。家族に皮脂の過剰分泌が見られる場合、その遺伝的傾向を受け継ぐことがあります。ストレスもまた、皮脂の過剰分泌を引き起こす一因です。ストレスを感じると、体内でコルチゾールというホルモンが増加し、これが皮脂腺を刺激して皮脂の分泌を増加させます。加えて、季節の変化や環境の要因も影響します。特に湿度が高い季節や汗をかきやすい環境では、皮脂の分泌が増える傾向にあり、毛穴が詰まりやすくなります。これらの要因が複合的に作用することで、頭皮にニキビが発生しやすくなります。

ホルモンバランスの乱れ

 ホルモンバランスの乱れは頭皮のニキビに大きな影響を及ぼします。先にも説明したように、ホルモンは皮脂分泌を調整する役割を担っており、そのバランスが崩れると皮脂の過剰分泌を引き起こし、毛穴が詰まりやすくなります。特にアンドロゲンと呼ばれる男性ホルモンは皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を増加させるため、ホルモンバランスの乱れがあると頭皮のニキビが発生しやすくなります。思春期はホルモンバランスが急激に変化する時期であり、皮脂の分泌が増えるため、ニキビが多発することがあります。また、月経周期に伴うホルモンの変動も女性において頭皮のニキビを引き起こす原因となります。生理前にはプロゲステロンというホルモンの増加により皮脂分泌が活発になり、ニキビができやすくなります。さらに、妊娠中や更年期など、ホルモンバランスが大きく変動する時期にも同様の現象が見られます。ストレスもホルモンバランスに影響を与える重要な要素です。ストレスを感じると、体内でコルチゾールというホルモンが分泌され、このホルモンは皮脂分泌を増加させる働きがあります。また、睡眠不足や不規則な生活リズムもホルモンバランスを乱す要因となり得ます。これらの要因が重なることで、ホルモンバランスが乱れ、頭皮のニキビを発生させやすい状態を作り出してしまう恐れがあります。

細菌や真菌の影響

 頭皮のニキビは、細菌や真菌(カビ)が原因で発生することがあります。まず、頭皮にはアクネ菌や黄色ブドウ球菌といった細菌が存在していますが、これらが毛穴の中で増殖すると炎症を引き起こし、ニキビができます。特に、傷や刺激があると感染しやすくなります。さらに、湿気や温かい環境を好む真菌、例えばマラセチアは頭皮に常在しており、過剰に増殖するとフケやかゆみ、ニキビの原因となります。湿気の多い季節や汗をかいたまま放置することが真菌の増殖を助長します。また、不衛生な環境も頭皮の健康に悪影響を及ぼします。使用するタオルや枕カバーが清潔でない場合、これらに付着した細菌や真菌が頭皮に移り、感染を引き起こすことがあります。免疫力の低下も感染リスクを高める要因であり、ストレスや栄養不足、睡眠不足が免疫力の低下に繋がります。

不適切なヘアケア

 ヘアケア製品の選び方や使用方法が不適切だと、頭皮に悪影響を与えてしまい、ニキビを引き起こす可能性があります。例えば、シャンプーやコンディショナーに含まれる化学成分が頭皮を刺激し、炎症やアレルギー反応を引き起こすことがあります。特にシリコンやパラベン、強い香料が含まれる製品は、毛穴を詰まらせる原因となる場合があり、ニキビを誘発することがあります。また、シャンプーやコンディショナーをしっかりと洗い流さないと、残留物が毛穴に詰まりやすくなり、これもニキビの原因になります。また、洗髪の頻度が不適切であることもニキビの原因になりえます。洗髪が少なすぎると皮脂や汚れが蓄積し、毛穴を詰まらせます。一方で、洗髪が多すぎると頭皮の自然な油分が奪われ、皮脂腺が過剰に皮脂を分泌しようとするため、これもまた毛穴の詰まりを引き起こす可能性があります。洗髪時の水温も重要で、熱すぎるお湯は頭皮を乾燥させ、皮脂分泌を増加させる原因となることがありますし、逆に、冷たすぎると汚れを十分に落とせないことがあります。さらに、スタイリング剤の使用も頭皮にニキビを引き起こすことがあります。ヘアスプレーやジェル、ワックスなどのスタイリング剤が頭皮に付着すると、これが毛穴を詰まらせ、炎症を引き起こす可能性があります。また、これらの製品が頭皮に長時間残ることで、細菌が繁殖しやすくなり、ニキビの原因となります。以上のように、不適切なヘアケアは頭皮の健康を損ない、ニキビの発生を促進する可能性があります。

ストレスと食生活

 ストレスは体内でコルチゾールというホルモンを増加させ、これが皮脂腺を刺激し、皮脂の過剰分泌を引き起こします。過剰な皮脂は毛穴を詰まらせ、ニキビの発生を促進します。さらに、ストレスは免疫機能を低下させ、細菌や真菌の感染リスクを高めるため、頭皮の健康状態を悪化させることがあります。また、ストレスにより睡眠の質が低下し、ホルモンバランスが乱れることもニキビの原因となります。食生活も頭皮のニキビに大きな影響を与えます。高脂肪や高糖質の食品は皮脂分泌を増加させる要因となります。例えば、揚げ物やファーストフード、甘いお菓子やジュースなどを過剰に摂取すると、体内での脂質代謝が活発になり、皮脂の生成が増加します。また、乳製品も一部の人にとっては皮脂分泌を増やし、ニキビを悪化させることがあります。さらに、ビタミンやミネラルの不足も頭皮の健康に悪影響を及ぼします。特にビタミンA、ビタミンE、亜鉛などは皮膚の健康維持に重要であり、これらの栄養素が不足すると皮膚のバリア機能が低下し、炎症や感染が起こりやすくなる可能性があります。

頭皮のニキビと薄毛の関係

 頭皮ニキビは薄毛にどのような影響を与えるのでしょうか?主な影響は以下の通りです。

炎症による影響

毛根へのダメージ

 頭皮にニキビが発生すると、皮膚が炎症を起こし、その周囲の毛根にも悪影響を及ぼします。炎症が起こると、炎症による刺激で毛根がダメージを受けて、髪の成長サイクルが乱れ、成長期が短縮されてしまう可能性があります。この結果、髪が細く弱くなり、抜けやすくなります。また、炎症が続くと、慢性的なダメージが蓄積し、毛根の機能が低下します。これにより、新たな髪の成長が阻害され、薄毛が進行する可能性が高まります。頭皮の炎症はまた、皮脂腺の過剰分泌を引き起こし、さらにニキビを悪化させる悪循環に陥ることがあります。

かゆみ

 炎症がかゆみを引き起こし、その結果、無意識に頭皮を掻いてしまうことが多くなります。頻繁に頭皮を掻くことは、皮膚を傷つけるだけでなく、毛根にもダメージを与え、髪が抜けやすくなります。さらに、掻き傷から細菌が侵入し、感染症を引き起こすリスクが高まってしまいます。このように、炎症による頭皮環境の悪化は、薄毛の進行を促進する要因となる可能性があります。

フケ

 炎症によって頭皮のバランスが崩れ、乾燥や過剰な皮脂分泌が引き起こされます。この状態が続くと、頭皮の角質が異常に増殖し、フケが発生します。フケが多くなると、毛穴に詰まりやすくなり、毛根に十分な酸素や栄養が届かなくなります。毛穴が詰まると、髪の成長サイクルが乱れ、成長期が短くなることで髪が細く弱くなり、抜けやすくなります。さらに、フケが落ちることで頭皮環境が悪化し、バクテリアや真菌の繁殖を助長します。これにより、頭皮の炎症が悪化し、毛根の健康がさらに損なわれます。また、フケがかゆみを引き起こし、無意識に頭皮を掻くことで毛根や皮膚が傷つき、髪が抜けやすくなることもあります。こうしたフケの影響が蓄積することで、頭皮の健康が著しく悪化し、薄毛が進行するリスクが高まります。

血行不良

 頭皮にニキビが発生すると、その部分に炎症が起こり、周囲の組織が腫れ上がります。この炎症と腫れにより、頭皮の血流が妨げられます。血行不良が発生すると、毛根に十分な酸素や栄養素が供給されなくなります。毛根は髪の成長に必要な栄養素を血液から受け取るため、血流が滞ることで毛根が栄養不足に陥り、正常な成長が阻害されます。これにより、髪が細く、弱くなり、抜けやすくなります。また、血行不良は毛根の代謝を低下させ、毛根の細胞の修復や再生が遅れる原因にもなります。結果として、毛根の健康が損なわれ、新しい髪の成長が阻害され、薄毛が進行することになります。さらに、血行不良は頭皮全体の健康を悪化させ、頭皮の乾燥やフケの発生を促進し、これがさらなるニキビの発生と薄毛の悪循環を引き起こす可能性があります。従って、頭皮のニキビによる血行不良は、薄毛を加速させる重大な要因といえます。

細菌感染のリスク

 頭皮のニキビが薄毛に与える影響の中で、細菌感染も問題です。ニキビができると、毛穴に詰まった皮脂や汚れが細菌の繁殖を助長します。特に、アクネ菌やスタフィロコッカス属の細菌が増殖しやすくなり、これが炎症を悪化させます。細菌感染が進行すると、頭皮全体に炎症が広がり、さらに多くの毛穴が影響を受けます。この広範な炎症が毛根を直接攻撃し、毛根の健康を著しく損ないます。感染部位では、毛根が正常に機能しなくなり、髪の成長が阻害されることがあります。さらに、感染が深部に達すると、毛根の周囲の組織も破壊され、毛根の回復が難しくなります。また、細菌感染による炎症は、免疫反応を引き起こし、頭皮全体の健康状態を悪化させる可能性があります。これにより、薄毛の進行が加速することがあります。

頭皮のニキビの予防法

 頭皮のニキビの主な予防法の方法は以下の通りです。

適切なヘアケア

 頭皮のニキビを予防するためには、適切なヘアケアが重要です。頭皮に優しいシャンプーやコンディショナーを選び、適度な洗髪頻度かつ適切な温度でやさしく行なうようにしましょう。また、シャンプー後にはしっかりと髪と頭皮を乾かし、湿ったままにしないことが重要です。

健康的な食生活

 バランスの取れた食事は、頭皮の健康を保つために不可欠です。ビタミンやミネラル、特にビタミンA、ビタミンE、亜鉛、オメガ3脂肪酸などを豊富に含む食事を心がけましょう。これらの栄養素は皮膚の健康を保ち、炎症を抑える効果が期待できます。

ストレス管理

 ストレスはホルモンバランスを乱し、皮脂の分泌を促進するため、頭皮のニキビの原因となります。適度な運動、リラクゼーション法、趣味の時間など、ご自身に合ったストレスを軽減する方法を見つけて、日々ストレスを貯めないよう心掛けておきましょう。

頭皮のニキビの対策・治療法

 頭皮のニキビの主な対策・治療法は以下の通りです。ニキビがなかなか治らなかったり、酷くなりそうであれば、速やかに皮膚科を受診される事をお勧めします。

ヘアケアの見直し

 抗菌・抗炎症成分を含むシャンプーを選ぶことで、ニキビの原因となる細菌や真菌の増殖を抑えることができます。また、刺激の少ない敏感肌用のシャンプーやコンディショナーを選ぶと、頭皮の過剰な刺激を避けることができます。洗髪時には、シャンプーの泡で優しく頭皮をマッサージし、汚れをしっかりと落としましょう。これにより、清潔な頭皮環境を保ち、ニキビの発生や悪化を抑えることができます。

生活習慣の見直し

 出来てしまったニキビをこれ以上悪化させない、増やさない為にも生活習慣の見直しが効果的です。まず、ストレス管理が重要です。ストレスはコルチゾールを増加させ、皮脂分泌を促進するため、リラクゼーションや趣味の時間を持つことでストレスを軽減しましょう。次に、睡眠の質を向上させることも大切です。規則正しい生活を送り、十分な睡眠を確保することで、ホルモンバランスを整え、ニキビの予防に繋がります。また、食生活の改善も必要です。ビタミンやミネラルが豊富なバランスの取れた食事を心がけ、特にビタミンAや亜鉛を含む食品を摂取することで、皮膚の健康をサポートします。逆に、脂肪分や糖分の多い食品は皮脂分泌を増加させるため、控えるようにしましょう。さらに、清潔な生活環境を保つために、枕カバーやタオルを定期的に洗濯し、常に清潔なものを使用します。これにより、細菌や真菌の感染リスクを減らし、頭皮の健康を維持することができます。生活習慣の見直しを通じて、頭皮のニキビを予防し、改善することが期待できます。

皮膚科医による治療

 頭皮のニキビがなかなか治らなかったり、酷くなりそうだと感じた際は専門の医師による治療を受けるようにしましょう。皮膚科医は、ニキビの原因を診断し、個々の状態に応じた適切な治療法を提案してくれます。まず、専門医による診断で、ニキビの原因や重症度を評価し、治療計画を立てます。軽度のニキビには、局所用の抗菌クリームやジェルを処方し、炎症を抑え、皮脂の分泌を調整したりします。重度の場合や薬物療法で効果が見られない場合は、抗生物質やホルモン療法などの内服薬が処方されることがあります。また、レーザー治療や光線療法を用いて、炎症を軽減し、ニキビ跡の改善を図ることもあります。これらの専門的な治療は、一般的な自宅ケアでは難しい深刻な症状に対応できるため、効果的な治療が期待できます。治療を受けることで、ニキビの改善が見られるだけでなく、再発防止にも繋がります。詳細については、専門医にご相談下さい。

頭皮のニキビによる薄毛の対策・治療法

 頭皮のニキビによって薄毛になってしまったと感じる場合は、自己判断での対策をされるよりも、まずは医師の診断をお受けになる事をお勧めします。

医師の診断

 薄毛の治療を行うにあたっては、まず専門の医師の診断を受ける事をお勧めします。自身の状態を診断して、原因や状況に合わせた治療を行なっていきましょう。症状によっては、薄毛の治療よりも先にニキビの治療に専念する場合もあります。

医薬品

 様々な育毛剤がありますが、中でもAGA治療薬として、フィナステリドデュタステリドなどの内服薬と、ミノキシジルの外用薬は、日本皮膚科学会の「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」で「A:行うよう強く勧める」として推奨されています。但し、内服薬のフィナステリド、デュタステリドは、女性や未成年への適応がなかったり、ミノキシジル外用薬は、男性と女性では濃度に違いがある等、使用の際は注意が必要です。

植毛(自毛植毛)

 自身のAGAの影響を受けにくい髪の毛を薄毛が気になる部分に毛包ごと移植する医療技術です。定期的なメンテナンスの必要もなく、パーマやカラーリング、散髪や洗髪なども自身の髪の毛同様に行なう事が出来ます。「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」において、男性型脱毛症はB(行なうよう勧める)、女性型脱毛症にはC1(行なっても良い)となっています。
※詳しくは紀尾井町クリニック公式サイトの「自毛植毛とは」でもご確認頂けますのでご参考ください

その他

 低出力レーザー治療、成長因子導入および細胞移植療法、かつらなど、上記以外にも様々な治療法があります。専門の医師に相談をして、それぞれの治療法のメリット・デメリット、リスクや副作用等を詳細に説明してもらった上で、ご自身の症状やご状況、ご予算やご希望等を踏まえた上で治療法の選択をしていきましょう。

まとめ

 頭皮のニキビは薄毛に大きく影響を与える場合があります。頭皮のニキビが引き起こす炎症や感染、毛根のダメージが薄毛の原因となる可能性があります。頭皮のニキビを予防し、健康な頭皮環境を維持するためには、適切なヘアケア、バランスの取れた食事、ストレス管理などが重要です。また、頭皮のニキビが治らない、酷くなりそうな場合は、皮膚科医の診察を受け、適切な治療を行うようにしましょう。また、薄毛が気になる際は、専門の医師の診断をおすすめします。 
 1998年からの実績を持つ紀尾井町クリニックでは、AGA治療薬は勿論、国内でも数少ないFUT法とFUE法の両方に対応できる、薄毛・AGA治療専門のクリニックです。経験豊富な医師が個別にお悩みをじっくりとお伺いさせて頂き、一緒に薄毛・AGA治療プランを考えております。AGA・薄毛でお悩みの方、植毛を検討されていらっしゃる方はお気軽にご相談下さい。

AGA治療・自毛植毛|紀尾井町クリニック
日本泌尿器科学会専門医・同指導医
国際毛髪外科学会 正会員
医師 中島 陽太