傷あとが目立たない縫合法
当院ではお客様のご希望をお伺いし、FUTまたはFUEで手術を行いますが、
今回は、FUTでの縫合術のお話です。
まずはじめに、FUTとは?
FUTでは後頭部のドナー頭皮を細長く切り取り、毛髪を切り分けて、移植株を作ります。ドナー部を縫合した後には、細い線状の傷痕が残ります。
FUTは毛根切断率が低く、質の良い移植毛を、一度に多量に採取できます。
ドナー採取後の後頭部に細い線状の傷痕が残る事は、FUTの欠点の一つです。残る線状の傷痕の幅には、個人差があります。
傷あとを目立たなくさせる縫合法をご紹介します!
傷痕をできる限り小さくするのが「トリコフィティック縫合法」です。
これは傷痕が目立ちにくく、傷痕がほとんど見えなくなる縫合法です。傷痕から毛を生やし、たとえ傷痕があっても目立たなくなるという理論から開発されました。
傷下の表皮を1~2ミリ削り、そこに傷上の表皮をかぶせるようにして縫い合わせます。
傷が治った後で傷痕に毛が生えてくるので、傷痕がほとんど目立たなくなるのです。
傷あとは後頭部にできますし、髪の毛で隠れる場所ですが、できるなら傷あとが目立たない方がいいですよね。
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大阪は今日は雨です。
カウンセリングにお越しになる日は晴れがいいですよね。