ドラード和世陀(わせだ)
こんにちは
私は お散歩 が好きで ご近所を 西へ東へと
放浪しては いろいろと 発見して 楽しんでいるのですが・・・
先日 実に芸術的な 建築を見つけたので 書きたいと思います
よく お散歩道に使う 早大通りという 道があります
そこは 歩道の道幅が広く 大きな 樹木が植えられ
可愛い オブジェが ところどころにあり とても気持ち良い道なんです
そこを いつもは 行かない 早稲田大学の 大隈講堂に近い方へ
歩いていたら こちらの建物を 見つけたんです
闇夜に浮かび上がる 不思議な建築物
思わず 立ち止まり 口を開けたまま 見入りました
外壁のタイル 彫刻 オブジェ ステンドグラス
西洋と 東洋が そして いろいろなテイストの装飾が
混じり合っていて 不思議な空間でした
これなんか お尻です
私一人 「すごい なんだこれ」と
数々の装飾に 見とれていましたが
道行く人は 当然のごとく
誰も気に留める様子もなく 歩いています
ちなみに 1階には 美容室と アートギャラリーのような本屋さんが
入っています
そして 入口もすごいんです
タイルモザイクアートと 言うのでしょうか
アジアンな雰囲気の 得体のしれない人物が 牙の間から ベロ出して
これが 凹凸があって 立体的なんです 写真では分りにくいのですが
まぁスゴイ造りです 見事というしかありません
入口から マンション内を 覗きますと なにやら
中も 凝りに凝っている様子がうかがえます
この奥が 見たいっ と思い
すみません 怪しいものではありませんよ・・・・・と
そーっと 中へ おじゃましました
天井から 人の身長以上はあろうかという 手の彫刻が 下がっています
ここは エレベーターホールです
天井には キラキラと ガラスの林檎たち
そして 郵便受けは 干支
ひとつひとつの 芸術性が 凄すぎます
帰宅してから 調べました
早稲田OBの 梵寿綱(ぼんじゅこう)さんという建築家の作品だそうです
「ドラード和世陀」といいます
梵寿綱さんの他に 外壁の装飾など様々な部分を
仲間の芸術家が集まり 作り上げたそうです
梵寿綱さんは 日本のガウディと 呼ばれているそうです
そういえば この早稲田ではない 他の建築物を テレビで観たことがあると
思い出しました
いいもの見せて頂きました
今度は 昼間に また隅々 眺めにいこうと思います
ではまた