夏
こんにちは[E:bleah]keiです[E:heart02]
暑い日々が続いていますが いかがお過ごしでいらしゃいますか[E:sun]
今日は 2年ほど前のお話をしましょう[E:heart04]
とある夏の日 夕方の仕事帰りの時のことです
私は 最寄駅から 自宅に向かって歩いておりました
巷は連休中のためか 大通り沿いでも 車の通りはまばらです
歩道も 人の通りがありません
ふと 気づくと 正面から 70歳前後くらいの白髪の銀ぶち眼鏡の男性が歩いてきました
次第に距離が近くなり 通り沿いの お寿司屋さんの前ですれ違わんというところで
男性は 私の目の前でくるりと お寿司屋さんに入って行きました
そこで はて[E:sign02]と 違和感を感じ・・・ 私は立ち止まってお寿司屋さんを眺めました
男性は 両手を下ろしたまま くるりとお寿司屋さんに入ったのです
一瞬の出来事でした
そのお寿司屋さんは のれんがあって 引き戸です
こんな感じ ↑
普通なら のれんを右手であげーの 左手で引き戸をガラガラと開けーの・・・
の一連の動作が無かったんですね
私は 全く揺れもしていない のれんを しばらく眺めていました
時は夕刻 日はお盆・・・ ははーん さては[E:coldsweats02]
おばけだな[E:sign03]
どうです ちょっと ぞぞぞっと ひんやりしましたか[E:coldsweats01]
夏に 怪談を語って 涼を得るのは 古くから日本の文化ですから
こんなお話 載せてみました
苦手なひとがいたら ごめんなさい[E:confident]
後日談が ありまして
おばけが お盆の帰省の折に わざわざ立ち寄るお寿司屋さんは
さぞ うまいんではなかろうかと思い
寿司好きな友人を誘って 行ってみました
初めての店なので 互いに万札を握りつつ(笑)
明るい店内に いい匂い お寿司の匂い
寿司屋の 大将も良い人で 初めのつまみから 後半にぎりまで
ぜーんぶ 最高においしかったです
のりに ごまかされるから 軍艦巻きにしないという
うにの握りは特に 絶品でした[E:sign03][E:bleah]
では また