残雪期・立山
梅雨。
山登りを趣味とする方には、何とも山計画の立てづらい時期です。
梅雨の合間をかいくぐって、
令和初の「黒部・立山アルペンルート」を乗り継ぎ
雪の立山・室堂へ行って参りました。
扇沢からのバスはトロリーでなく、電気バスになります。
座席も広く、窓も拡張されて人さえ居なきゃ快適です(苦笑)
黒部湖はまだダム放水前でしたので静かな佇まい。
観光客は相変わらずの多さです。
室堂までの交通手段、でしかない我々は寄り道せず次のケーブルを待ちます。
そーいや、今年の夏はここから「下の廊下」再訪予定・・・。
真夏の30キロを黒部ダムから富山・宇奈月(欅平)までを
ひたすら歩くのです。修行か!
支える鉄柱のない、ロープウェイを越えて更に電気バスに揺られる1時間半の移動。
(スムーズに乗り継げれば、のハナシ)
まあ、雨さえ降らなきゃとりあえずオッケーみたいなノリで室堂着きます。
向かう山は雄山でなく、浄土山。
室堂からは薬師方面に向かう最初の山ですが
なんてったって雪。勿論、急登。
夏道と違い、登山道でなく先人のトレースを辿る歩きです。
なワケで、足場はかなりデンジャー。
師匠との差も広がるばかりww
先の状況を見に行っていた師匠がキビス返しに降りてきたのでナニゴト!と思ったら
観光・外人さんのツボ足渋滞でこの先は諦めよう、との事。
つい先日もこの山からの観光客滑落があった模様、巻き込まれてもアレ、との判断で
ラッキー下山ww(弟子、ヤル気なし)
記念撮影だけイッチョマエに済ませ、室堂を後にしました。
里はもちろん、梅雨時期のイヤーな湿気と気温高で
不快指数も上がりっぱなしですが 高度を2000も上げると爽やかに過ごせます。笑
そろそろアイゼンもしまう時期だなあ、と残雪期を名残惜しみつつ
早く夏山登山が出来る梅雨明け宣言、出ないかなあ~と思った次第。